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[「My Library!」101]

2026年5月5日
『 My Library 』へようこそ〜♪
新緑がまぶしい5月となりました。
風もやわらかく、外に出るのも気持ちいい季節ですが、そんな中でふと静かに本を開く時間も、また格別なものです。
気になっていた一冊を手に取ったり、思いがけない物語に出会ったり、本の世界にゆっくり浸るには最高の季節ではないでしょうか。
本は、ときに心を軽くし、ときに深く考えさせ、そして少しだけ日常を豊かにしてくれます。
ページをめくるたびに、普段とは違う景色が広がっていくのも読書の楽しみのひとつです。
そんな一冊との出会いをお届けできればと思います。
では今回のおすすめ本は……。

■『クスノキの女神』 東野 圭吾(著)

神社に詩集を置かせてくれと頼んできた女子高生の佑紀奈には、玲斗だけが知る重大な秘密があった。
一方、認知症カフェで玲斗が出会った記憶障害のある少年・元哉は、佑紀奈の詩集を見てインスピレーションを感じる。
玲斗が二人を出会わせたところ瞬く間に意気投合し、思いがけないプランが立ち上がる。
不思議な力を持つクスノキと、その番人の元を訪れる人々が織りなす物語。
待望のシリーズ第二弾!

いつものように読みやすく、物語は迷うことなく最後まで導かれる。
物語の中心にあるのは、一本の大きなクスノキと、そこに集う人々の願い。
それぞれが抱える後悔や悲しみは決して特別なものではなく、誰の人生にもあり得るものだ。
奇跡のような出来事は起こるが、展開や結末は比較的先が読め、思った通りに進む。
派手なトリックや緊張感を求める人には少し物足りないかもしれない。
しかし、人生の途中で立ち止まりたいとき、そっと手を引いてくれるような優しさを持った心温まる物語だった。
おすすめ度は、★4つ。

■『ドヴォルザークに染まるころ』 町田 その子(著)

小学生のとき、担任の先生と町の外からやって来た男が駆け落ちしたのを忘れられない主婦。
東京でバツイチ子持ちの恋人との関係に寂しさを覚える看護師。
認知症の義母に夫とのセックスレスの悩みを打ち明ける管理栄養士。
父と離婚した母が迎えに来て、まもなく転校することになる小六の女の子。
発達障害のある娘を一人で育てるシングルマザー。
小さな町で、それぞれの人生を自分らしく懸命に生きる女性たちを描いた感動作。

5話の連作短編集。
最初の1行目で、「えっ!?何という書き出だしだ!」たった1行で惹きつけられてしまった。
しかも、私の地元では?と思う福岡県北東部にある小さな町が舞台で、方言も一緒で親近感を感じた。
廃校が決まった小学校で、最後の秋祭りに集まった人たちの視点で描かれた話。
最初は登場人物が多すぎて戸惑ったが、各話にも登場するので、読み返しながらページをめくった。
タイトルにもあるドヴォルザークの音楽が、物語の雰囲気にやさしく寄り添い、登場人物たちの心に重なっていく感じが印象的。
どの話も余韻が残る終わり方でモヤモヤしていたが、最終話で最初の話がまとまり、スッキリできた。
おすすめ度は、★4つ。

――つづく。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今回のおすすめN3は、第6974回終了現在、第6915回より 59回出現なしの3けたプラス[10]狙いで 10点。

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新緑がまぶしい5月となりました。
風もやわらかく、外に出るのも気持ちいい季節ですが、そんな中でふと静かに本を開く時間も、また格別なものです。
気になっていた一冊を手に取ったり、思いがけない物語に出会ったり、本の世界にゆっくり浸るには最高の季節ではないでしょうか。
本は、ときに心を軽くし、ときに深く考えさせ、そして少しだけ日常を豊かにしてくれます。
ページをめくるたびに、普段とは違う景色が広がっていくのも読書の楽しみのひとつです。
そんな一冊との出会いをお届けできればと思います。
では今回のおすすめ本は……。

■『クスノキの女神』 東野 圭吾(著)

神社に詩集を置かせてくれと頼んできた女子高生の佑紀奈には、玲斗だけが知る重大な秘密があった。
一方、認知症カフェで玲斗が出会った記憶障害のある少年・元哉は、佑紀奈の詩集を見てインスピレーションを感じる。
玲斗が二人を出会わせたところ瞬く間に意気投合し、思いがけないプランが立ち上がる。
不思議な力を持つクスノキと、その番人の元を訪れる人々が織りなす物語。
待望のシリーズ第二弾!

いつものように読みやすく、物語は迷うことなく最後まで導かれる。
物語の中心にあるのは、一本の大きなクスノキと、そこに集う人々の願い。
それぞれが抱える後悔や悲しみは決して特別なものではなく、誰の人生にもあり得るものだ。
奇跡のような出来事は起こるが、展開や結末は比較的先が読め、思った通りに進む。
派手なトリックや緊張感を求める人には少し物足りないかもしれない。
しかし、人生の途中で立ち止まりたいとき、そっと手を引いてくれるような優しさを持った心温まる物語だった。
おすすめ度は、★4つ。

■『ドヴォルザークに染まるころ』 町田 その子(著)

小学生のとき、担任の先生と町の外からやって来た男が駆け落ちしたのを忘れられない主婦。
東京でバツイチ子持ちの恋人との関係に寂しさを覚える看護師。
認知症の義母に夫とのセックスレスの悩みを打ち明ける管理栄養士。
父と離婚した母が迎えに来て、まもなく転校することになる小六の女の子。
発達障害のある娘を一人で育てるシングルマザー。
小さな町で、それぞれの人生を自分らしく懸命に生きる女性たちを描いた感動作。

5話の連作短編集。
最初の1行目で、「えっ!?何という書き出だしだ!」たった1行で惹きつけられてしまった。
しかも、私の地元では?と思う福岡県北東部にある小さな町が舞台で、方言も一緒で親近感を感じた。
廃校が決まった小学校で、最後の秋祭りに集まった人たちの視点で描かれた話。
最初は登場人物が多すぎて戸惑ったが、各話にも登場するので、読み返しながらページをめくった。
タイトルにもあるドヴォルザークの音楽が、物語の雰囲気にやさしく寄り添い、登場人物たちの心に重なっていく感じが印象的。
どの話も余韻が残る終わり方でモヤモヤしていたが、最終話で最初の話がまとまり、スッキリできた。
おすすめ度は、★4つ。

――つづく。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今回のおすすめN3は、第6974回終了現在、第6915回より 59回出現なしの3けたプラス[10]狙いで 10点。

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