XHTML版 HTML版 DebugString


[「My Library!」54]

2021年8月11日
いや〜、ずいぶん更新していませんでしたが……、久しぶりに『 My Library 』へようこそ〜♪一時ポケ活(ポケモンゲーム活動)に異常なほど執着しておりまして、まったく本を開くことなく、活字離れをしてました。今年1月にポケ活を卒業して以来、徐々に読書を復活。やっぱり小説は面白いです。ぜひ皆様にもおすすめしたいな!と思う本に巡り合えましたので、紹介したいと思います。


■『流浪の月』凪良 ゆう(著)

2020年本屋大賞受賞。凪良さんの小説は、初読み。いや〜、比喩表現がとても美しく、そして心の動きを描く丁寧な筆致が印象的で、久しぶりにページをめくる手が止まらなかった。更紗の人生は、9歳のときに一変した。父親が亡くなり、母親は娘を置いて出て行く、伯母の家へ引きとられた更紗は、誘拐事件の被害者となったのだ。犯人として逮捕されたのは19歳の大学生、佐伯文。公園で「うちにくる?」と声をかけられた更紗は、そのまま文のマンションで暮らし始めた。約2ヵ月後、更紗は保護されたが、ロリコン大学生に誘拐された小学生が、警察官に抱き抱えられ泣き叫ぶ場面は、居合わせた人々の携帯電話で撮影され、世界中に拡散されていった。一度押された「傷物にされたかわいそうな女の子」というスタンプは、歳月が過ぎ、更紗が成人してからもついてまわる。そんな中、事件から15年、24歳になった更紗は、偶然、文と再会するのだが……。寂しさや孤独、誰にも言えないつらさを抱えていた文と更紗。真実は本人にしかわからない。事実を歪められ、それをわかってもらえないもどかしさが切ない。いつまでもネットにさらされ続ける絶望感。育児放棄、性的虐待、小児性愛、DV……と、重苦しい話だが、あたたかさも漂う。今まで読んだことのない不思議な展開に戸惑うと共に、それでもどんどん主人公の気持ちに共感してしまう作品でした。
おすすめ度は、★5つ。


■『ライオンのおやつ』小川 糸(著)

2020年本屋大賞2位。小川さんの小説は『ツバキ文具店』以来2回目。ホスピスや死をテーマにした重たい作品だが、途中からアニメを観ているようで、ツッコミどころが多く、泣けたけど、リアリティをあまり感じなかった。めっちゃネタばれ(ごめんなさい)になるけど、管理人のマドンナさんがコスプレで仕事?出会ったばかりなのにタヒチ君とのむさぼるようにキス?その後ほとんど現れず展開なし?元アイドルの娘や雫さんが、あんな卑猥な言葉を口にできるのか?亡くなった人(幽霊)が、次々と現れ会話したり……、ん〜現実にはありえないと思うけどなぁ〜?極めつけは、初めて会った血のつながらない妹が、そこまで姉(ほぼ他人)を想うものなのか?なんだか違和感がいっぱいで、残念ながらラストは心に響かなかった。
おすすめ度は、★3つ半。しか〜し、NHKのテレビドラマでは原作とずいぶん違っているけれど、ドラマの方が納得の行く展開で、号泣。。とてもよかったです。インターネットの無料動画Dailymotion(現在第1話〜第6話まで)で見れましたので、泣きたい方はどうぞ!ドラマはおすすめ★5つです。


――つづく。

今回のおすすめN3は、第5753回終了現在、第5641回より112回出現なしのボックスペア数字未出現[12]狙い。
[1※2] (第5500回出現) を軸にして、10点。

[102] [112] [122] [132] [142]
[152] [162] [172] [182] [192]


超速ロト・ナンバーズTOPへ

(C)イマジカインフォス
(C)Edia


[「My Library!」54]

2021年8月11日
いや〜、ずいぶん更新していませんでしたが……、久しぶりに『 My Library 』へようこそ〜♪一時ポケ活(ポケモンゲーム活動)に異常なほど執着しておりまして、まったく本を開くことなく、活字離れをしてました。今年1月にポケ活を卒業して以来、徐々に読書を復活。やっぱり小説は面白いです。ぜひ皆様にもおすすめしたいな!と思う本に巡り合えましたので、紹介したいと思います。


■『流浪の月』凪良 ゆう(著)

2020年本屋大賞受賞。凪良さんの小説は、初読み。いや〜、比喩表現がとても美しく、そして心の動きを描く丁寧な筆致が印象的で、久しぶりにページをめくる手が止まらなかった。更紗の人生は、9歳のときに一変した。父親が亡くなり、母親は娘を置いて出て行く、伯母の家へ引きとられた更紗は、誘拐事件の被害者となったのだ。犯人として逮捕されたのは19歳の大学生、佐伯文。公園で「うちにくる?」と声をかけられた更紗は、そのまま文のマンションで暮らし始めた。約2ヵ月後、更紗は保護されたが、ロリコン大学生に誘拐された小学生が、警察官に抱き抱えられ泣き叫ぶ場面は、居合わせた人々の携帯電話で撮影され、世界中に拡散されていった。一度押された「傷物にされたかわいそうな女の子」というスタンプは、歳月が過ぎ、更紗が成人してからもついてまわる。そんな中、事件から15年、24歳になった更紗は、偶然、文と再会するのだが……。寂しさや孤独、誰にも言えないつらさを抱えていた文と更紗。真実は本人にしかわからない。事実を歪められ、それをわかってもらえないもどかしさが切ない。いつまでもネットにさらされ続ける絶望感。育児放棄、性的虐待、小児性愛、DV……と、重苦しい話だが、あたたかさも漂う。今まで読んだことのない不思議な展開に戸惑うと共に、それでもどんどん主人公の気持ちに共感してしまう作品でした。
おすすめ度は、★5つ。


■『ライオンのおやつ』小川 糸(著)

2020年本屋大賞2位。小川さんの小説は『ツバキ文具店』以来2回目。ホスピスや死をテーマにした重たい作品だが、途中からアニメを観ているようで、ツッコミどころが多く、泣けたけど、リアリティをあまり感じなかった。めっちゃネタばれ(ごめんなさい)になるけど、管理人のマドンナさんがコスプレで仕事?出会ったばかりなのにタヒチ君とのむさぼるようにキス?その後ほとんど現れず展開なし?元アイドルの娘や雫さんが、あんな卑猥な言葉を口にできるのか?亡くなった人(幽霊)が、次々と現れ会話したり……、ん〜現実にはありえないと思うけどなぁ〜?極めつけは、初めて会った血のつながらない妹が、そこまで姉(ほぼ他人)を想うものなのか?なんだか違和感がいっぱいで、残念ながらラストは心に響かなかった。
おすすめ度は、★3つ半。しか〜し、NHKのテレビドラマでは原作とずいぶん違っているけれど、ドラマの方が納得の行く展開で、号泣。。とてもよかったです。インターネットの無料動画Dailymotion(現在第1話〜第6話まで)で見れましたので、泣きたい方はどうぞ!ドラマはおすすめ★5つです。


――つづく。

今回のおすすめN3は、第5753回終了現在、第5641回より112回出現なしのボックスペア数字未出現[12]狙い。
[1※2] (第5500回出現) を軸にして、10点。

[102] [112] [122] [132] [142]
[152] [162] [172] [182] [192]

超速ロト・ナンバーズTOPへ

(C)イマジカインフォス
(C)Edia