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[「My Library!」50]

2019年12月18日
『 My Library 』へようこそ〜♪
マイライブラリーも連載50回目に突入です。いったい何冊?紹介したのかなぁ。今年は活字離れで、めったに本を開くことがなかったのですが、最近は寝る前にちょこっと眠くなるまでページをめくっています。本のよいところは、ページを開くだけで、いつでもどこでも、何の準備をいらずすぐに好きな物語の世界に入れることです。またページに並んだ活字から自分の想像で自由に物語の世界を作り上げて行けるところかなぁ、普段本を読まないけど、紹介した本に興味を持って読んでみようかな?と思っていただけたらうれしく思います。では、秋の夜長に読み終えた2冊の小説を紹介します。


■『そしてバトンは渡された』
瀬尾 まいこ (著)

高校二年生の森宮優子。私には五人の父と母がいる。その全員を大好きだ。生まれた時は水戸優子だった。その後、田中優子となり、泉ヶ原優子を経て、現在は森宮を名乗っている。名付けた人物は近くにいないから、どういう思いでつけられた名前かはわからない。継父継母がころころ変わるが、血の繋がっていない人ばかり。「バトン」のようにして様々な両親の元を渡り歩いた優子だが、親との関係に悩むこともグレることもなく、どこでも幸せだった。2019年本屋大賞、大賞作品。読み始めの頃は、幼い娘を他人に預けて、平気でいられる?こんな親や祖父母はいるのか?オイラだったら絶対あり得ないと思いつつ、また現実味も、ん〜なんだかなぁ〜?不幸だと思わないのか?普通だっら悩んで、辛い思いをするだろう?と思うけど、そんな悲壮感もなく……、成長していく。しかし、作者の文体が好きで、さらさら読めるので、読み進めていくと、ラストに近づくにつれ、じんわり心が温かくなり、ラストは涙していた。そうそう優子の彼氏がピアノで弾いてた、アンドレギャニオンの「めぐり逢い」をYouTubeで調べて聴いて癒されました。
おすすめ度は、★4つ半。


■『最後のページをめくるまで』
水生 大海 (著)

図書館の新刊コーナーに、目を引くタイトルの小説があり、思わず手に取ってました。水生(みずき)さんの小説は初読み。「どんでん返し」をテーマに描いた5つの短編ミステリーで、寝る前に1編ずつ読みました。先が読めそうな予想通りの展開もあれば、全く予想外の驚きの展開もあり、最後のページをめくるまで楽しめました。「世にも奇妙な物語」のTVドラマにもなりそうな話ばかりでおもしろかった。01「使い勝手のいい女」と呼ばれる私は……。02「骨になったら」大丈夫かな?03「わずかばかりの犠牲」で済ならね。04「監督不行き届き」なのは誰?05「復讐は神に任せよ」って言ったのは……。答えは本文で。小説の、最後の最後で驚きたい方、ぜひどうぞ。※絶対にページを後ろから読まないでくださいね。
おすすめ度は、★3つ。


――つづく。

今回のおすすめN3は、第5329回終了現在、第5299回より30回出現なしの3けたプラス[11]狙いで5点。

[056][083][092][182][263]


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マイライブラリーも連載50回目に突入です。いったい何冊?紹介したのかなぁ。今年は活字離れで、めったに本を開くことがなかったのですが、最近は寝る前にちょこっと眠くなるまでページをめくっています。本のよいところは、ページを開くだけで、いつでもどこでも、何の準備をいらずすぐに好きな物語の世界に入れることです。またページに並んだ活字から自分の想像で自由に物語の世界を作り上げて行けるところかなぁ、普段本を読まないけど、紹介した本に興味を持って読んでみようかな?と思っていただけたらうれしく思います。では、秋の夜長に読み終えた2冊の小説を紹介します。


■『そしてバトンは渡された』
瀬尾 まいこ (著)

高校二年生の森宮優子。私には五人の父と母がいる。その全員を大好きだ。生まれた時は水戸優子だった。その後、田中優子となり、泉ヶ原優子を経て、現在は森宮を名乗っている。名付けた人物は近くにいないから、どういう思いでつけられた名前かはわからない。継父継母がころころ変わるが、血の繋がっていない人ばかり。「バトン」のようにして様々な両親の元を渡り歩いた優子だが、親との関係に悩むこともグレることもなく、どこでも幸せだった。2019年本屋大賞、大賞作品。読み始めの頃は、幼い娘を他人に預けて、平気でいられる?こんな親や祖父母はいるのか?オイラだったら絶対あり得ないと思いつつ、また現実味も、ん〜なんだかなぁ〜?不幸だと思わないのか?普通だっら悩んで、辛い思いをするだろう?と思うけど、そんな悲壮感もなく……、成長していく。しかし、作者の文体が好きで、さらさら読めるので、読み進めていくと、ラストに近づくにつれ、じんわり心が温かくなり、ラストは涙していた。そうそう優子の彼氏がピアノで弾いてた、アンドレギャニオンの「めぐり逢い」をYouTubeで調べて聴いて癒されました。
おすすめ度は、★4つ半。


■『最後のページをめくるまで』
水生 大海 (著)

図書館の新刊コーナーに、目を引くタイトルの小説があり、思わず手に取ってました。水生(みずき)さんの小説は初読み。「どんでん返し」をテーマに描いた5つの短編ミステリーで、寝る前に1編ずつ読みました。先が読めそうな予想通りの展開もあれば、全く予想外の驚きの展開もあり、最後のページをめくるまで楽しめました。「世にも奇妙な物語」のTVドラマにもなりそうな話ばかりでおもしろかった。01「使い勝手のいい女」と呼ばれる私は……。02「骨になったら」大丈夫かな?03「わずかばかりの犠牲」で済ならね。04「監督不行き届き」なのは誰?05「復讐は神に任せよ」って言ったのは……。答えは本文で。小説の、最後の最後で驚きたい方、ぜひどうぞ。※絶対にページを後ろから読まないでくださいね。
おすすめ度は、★3つ。


――つづく。

今回のおすすめN3は、第5329回終了現在、第5299回より30回出現なしの3けたプラス[11]狙いで5点。

[056][083][092][182][263]

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