XHTML版 HTML版 DebugString


[「My Library!」43]

2019年1月30日
第5096回[2789]を[2789]ボックス当せん♪前回コラムのおすすめN4数字でした。しかし、ストレートで買っていれば、1,143,600円だったのになぁ。。セットでもSSで、595,600円だったのに。。ボックスなので、47,600円。この差は何?ちょっとショック!
~~~~~~~~~~~~~~~~~
『 My Library 』へようこそ〜♪
今回は宮部みゆきさんの長編ミステリー『ソロモンの偽証』をどどど〜んと紹介します。『事件』『決意』『法廷』の三部構成で原稿用紙延べ4700枚。週刊文春ミステリーベスト10及びこのミステリーがすごい!で第2位にランクインした。2015年3月に映画化されました。

■『ソロモンの偽証 第T部 事件』
700ページを超える分厚い本が3冊。ちょっとためらったけど、T部を手にとってしまった。ずっしりと重いな。最後まで読めるだろうか?クリスマスの朝、校庭に男子中学生の遺体が発見される。その死は校舎に眠っていた悪意を揺り醒ました。目撃者を名乗る匿名の告発状が、やがて主役に躍り出る。新たな殺人計画、マスコミの過剰報道、そして犠牲者が一人、また一人。子供たちのいじめや自殺の問題と、それに絡む校長、教師、保護者、警察、マスコミの在り方。それぞれの人物描写の丁寧さと、連鎖的に起こる事件に、ページを開く手が止まらなくなる。しかし、読後は心が重くなる。。第U部はどんな展開になるのか?楽しみだ。
おすすめ度は、★4つ。

■『ソロモンの偽証 第U部 決意』
第T部で起きた事件の謎を解明しようと藤野涼子が、学校内で裁判を行うことを決意する。判事、検事、弁護士、陪審員を決める流れから、わずか15日間の間に様々な証言や証拠を集めて行く内容。事件の真実が明らかになるのか?柏木くんは、自殺か?他殺か?事故か?しかし、名探偵コナンのように大学生くらいが、中学生になったような、スーパー中学生が何人も出てくるのは、ちょっと引いてしまうところもある。それに、現実的ではない描写や場面もあり、まあ小説だからこれでOK?と思いながら、一気に読んだ。第V部が楽しみである。
おすすめ度は、★3つ半。

■『ソロモンの偽証 第V部 法廷』
やっと分厚い本を3冊、最後まで読み終わりました。宮部さんの小説は好きで、ほとんど読んでますが……。正直尻すぼみでいまいちでした。登場人物に感情移入が出来ず、現実感もなく、最後の結末はどうなるのか?だけで読み終わった感じ。とくに読んでいて、イラだったのは「傍聴席が笑った」とか「傍聴席から笑いが起こった」というような描写が多く、まるで文化祭の演劇を見ている観客のように感じ……、宮部さんはこの法廷をどう見せたかったのだろう?理解できない。結末もなんだかすっきりしない。もし第W部があるとしたら、野田君だけではなく、主な登場人物たちのその後がどうなったのか読んでみたいと思う。長編だけ
に期待してたけど、ガッカリでした。映画化はどうなのか?観てみたいな。
おすすめ度は、★2つ半。

――つづく。

今回のおすすめN3は、第5099回終了現在、第5037[594]回より62回出現なしの3けたプラス[18]狙いで5点。

[297][378][396][594][891]


超速ロト・ナンバーズTOPへ

(C)イマジカインフォス
(C)Edia


[「My Library!」43]

2019年1月30日
第5096回[2789]を[2789]ボックス当せん♪前回コラムのおすすめN4数字でした。しかし、ストレートで買っていれば、1,143,600円だったのになぁ。。セットでもSSで、595,600円だったのに。。ボックスなので、47,600円。この差は何?ちょっとショック!
~~~~~~~~~~~~~~~~~
『 My Library 』へようこそ〜♪
今回は宮部みゆきさんの長編ミステリー『ソロモンの偽証』をどどど〜んと紹介します。『事件』『決意』『法廷』の三部構成で原稿用紙延べ4700枚。週刊文春ミステリーベスト10及びこのミステリーがすごい!で第2位にランクインした。2015年3月に映画化されました。

■『ソロモンの偽証 第T部 事件』
700ページを超える分厚い本が3冊。ちょっとためらったけど、T部を手にとってしまった。ずっしりと重いな。最後まで読めるだろうか?クリスマスの朝、校庭に男子中学生の遺体が発見される。その死は校舎に眠っていた悪意を揺り醒ました。目撃者を名乗る匿名の告発状が、やがて主役に躍り出る。新たな殺人計画、マスコミの過剰報道、そして犠牲者が一人、また一人。子供たちのいじめや自殺の問題と、それに絡む校長、教師、保護者、警察、マスコミの在り方。それぞれの人物描写の丁寧さと、連鎖的に起こる事件に、ページを開く手が止まらなくなる。しかし、読後は心が重くなる。。第U部はどんな展開になるのか?楽しみだ。
おすすめ度は、★4つ。

■『ソロモンの偽証 第U部 決意』
第T部で起きた事件の謎を解明しようと藤野涼子が、学校内で裁判を行うことを決意する。判事、検事、弁護士、陪審員を決める流れから、わずか15日間の間に様々な証言や証拠を集めて行く内容。事件の真実が明らかになるのか?柏木くんは、自殺か?他殺か?事故か?しかし、名探偵コナンのように大学生くらいが、中学生になったような、スーパー中学生が何人も出てくるのは、ちょっと引いてしまうところもある。それに、現実的ではない描写や場面もあり、まあ小説だからこれでOK?と思いながら、一気に読んだ。第V部が楽しみである。
おすすめ度は、★3つ半。

■『ソロモンの偽証 第V部 法廷』
やっと分厚い本を3冊、最後まで読み終わりました。宮部さんの小説は好きで、ほとんど読んでますが……。正直尻すぼみでいまいちでした。登場人物に感情移入が出来ず、現実感もなく、最後の結末はどうなるのか?だけで読み終わった感じ。とくに読んでいて、イラだったのは「傍聴席が笑った」とか「傍聴席から笑いが起こった」というような描写が多く、まるで文化祭の演劇を見ている観客のように感じ……、宮部さんはこの法廷をどう見せたかったのだろう?理解できない。結末もなんだかすっきりしない。もし第W部があるとしたら、野田君だけではなく、主な登場人物たちのその後がどうなったのか読んでみたいと思う。長編だけ
に期待してたけど、ガッカリでした。映画化はどうなのか?観てみたいな。
おすすめ度は、★2つ半。

――つづく。

今回のおすすめN3は、第5099回終了現在、第5037[594]回より62回出現なしの3けたプラス[18]狙いで5点。

[297][378][396][594][891]

超速ロト・ナンバーズTOPへ

(C)イマジカインフォス
(C)Edia