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[「My Library!」36]

2018年5月30日
今回は、東野圭吾さん特集、第4弾です。まだ『My Library』で紹介していない作品をランダムにどどど〜んと紹介します。

■『祈りの幕が下りる時』
加賀恭一郎シリーズ。語られることの少なかった加賀の母親の話から始まる。夢見た舞台を実現させた女性演出家。彼女を訪ねた幼なじみが、数日後、遺体となって発見される。極限まで追いつめられた時、人は何を思うのか。
ちょっとネタバレになっちゃうけど、今回も家族愛と言うか、悲しい父と娘のお話しでした。ラストは、この親子の強い絆に、涙がぽろり。。そして、加賀親子の絆も……。
おすすめ度は、★5つ。

■『夢幻花』
黄色いアサガオだけは追いかけるな……。この世に存在しないはずの花をめぐり、驚愕の真相が明らかになる長編ミステリ。
2つの時代のプロローグから、現在の話の本編が始まる。終盤に向かって3つのバラバラな話が繋がってく展開は、伊坂さんの小説を読んでるみたいで、おもしろかった。ちりばめられた伏線も見事に回収して、すっきり〜♪心に残った、秋山のおじいちゃんの年賀状に書いてあった言葉。『辛いことがあった時には、このおかげで一歩成長できたと思えばいいのです。そうすれば素晴らしい一年になることでしょう』
おすすめ度は、★4つ。

■『マスカレード・イブ』
ホテル・コルテシア東京のフロントクラーク山岸尚美と、警視庁捜査一課の新田浩介。『マスカレード・ホテル』で二人が出会う前、大学教授殺人事件の真相とは!?
新シリーズ第2弾!! 前に読んだ「マスカレード・ホテル」の内容は思い出せないけど、二人のキャラは、あぁ〜そうだったな!と記憶が蘇ってきました。今回は仮面をテーマにした4つの短編ですが、内容が濃く面白いです。
おすすめ度は、★4つ。

■『ラプラスの魔女』
円華のボディーガードを依頼された元警官の武尾は、行動を共にするにつれ彼女には不思議な「力」が備わっているのではと、疑いはじめる。同じ頃、遠く離れた2つの温泉地で硫化水素による死亡事故が起きていた。検証に赴いた地球化学の研究者・青江は、双方の現場で謎の娘・円華を目撃する……。
東野圭吾、作家デビュー30年、80作目の小説だ。452ページを一気に読ませるが……、結末は消化不良でいまいち。。ネタばれになるから書かないけど、きっと中岡刑事もそう思ってるだろう?しかし映画では、ただいま大ヒット上映中!だそうです。観てみたいな。
おすすめ度は、★3つ。

■『疾風ロンド』
拡散すれば人々を大量死に陥れる威力をもつ生物兵器K-55が盗まれた!引き換えに3億円を要求する犯人からの手がかりは、スキー場らしき場所で撮られたテディベアの写真のみ。しかも犯人との交渉が突如不可能に!
2ページ目に「こんなに面白くなるとは自分でも驚き」という東野さんの直筆を見て、期待してページをめくった。文字が少ないので、サクサク読めて面白かったけど、内容は笑いをとるような軽い内容で、オチも軽い。。ちょっと期待外れだった。
おすすめ度は ★3つ半。

■『恋のゴンドラ』
真冬に集う男女8人の運命は?あの東野圭吾が「恋愛」という永遠のミステリーに真っ向から挑む。衝撃の結末から目を逸らすな!
内容紹介で、この恋の行方は、天国か地獄か。怒濤の連続どんでん返し!とあるが、期待外れで、いまいちでした。疾風ロンドの続きかと思ったけど、ミステリーではなく、スキー場を舞台にした恋愛コメディの短編連作でした。スノボに興味がなくても、軽い話でサクサク一気に読めるけど……、最近の東野作品は、ハズレが多いな。
おすすめ度は、★2つ半。

――つづく。

今回のおすすめN3は、第4835回[368]より第4927回終了現在、92回出現なしの、3けたプラス[17]を軸にして、全13点。 期待度 ★★★★★(MAX)

[188][269][449][548][557]
[593][656][674][683][773]
[791][872][890]


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今回は、東野圭吾さん特集、第4弾です。まだ『My Library』で紹介していない作品をランダムにどどど〜んと紹介します。

■『祈りの幕が下りる時』
加賀恭一郎シリーズ。語られることの少なかった加賀の母親の話から始まる。夢見た舞台を実現させた女性演出家。彼女を訪ねた幼なじみが、数日後、遺体となって発見される。極限まで追いつめられた時、人は何を思うのか。
ちょっとネタバレになっちゃうけど、今回も家族愛と言うか、悲しい父と娘のお話しでした。ラストは、この親子の強い絆に、涙がぽろり。。そして、加賀親子の絆も……。
おすすめ度は、★5つ。

■『夢幻花』
黄色いアサガオだけは追いかけるな……。この世に存在しないはずの花をめぐり、驚愕の真相が明らかになる長編ミステリ。
2つの時代のプロローグから、現在の話の本編が始まる。終盤に向かって3つのバラバラな話が繋がってく展開は、伊坂さんの小説を読んでるみたいで、おもしろかった。ちりばめられた伏線も見事に回収して、すっきり〜♪心に残った、秋山のおじいちゃんの年賀状に書いてあった言葉。『辛いことがあった時には、このおかげで一歩成長できたと思えばいいのです。そうすれば素晴らしい一年になることでしょう』
おすすめ度は、★4つ。

■『マスカレード・イブ』
ホテル・コルテシア東京のフロントクラーク山岸尚美と、警視庁捜査一課の新田浩介。『マスカレード・ホテル』で二人が出会う前、大学教授殺人事件の真相とは!?
新シリーズ第2弾!! 前に読んだ「マスカレード・ホテル」の内容は思い出せないけど、二人のキャラは、あぁ〜そうだったな!と記憶が蘇ってきました。今回は仮面をテーマにした4つの短編ですが、内容が濃く面白いです。
おすすめ度は、★4つ。

■『ラプラスの魔女』
円華のボディーガードを依頼された元警官の武尾は、行動を共にするにつれ彼女には不思議な「力」が備わっているのではと、疑いはじめる。同じ頃、遠く離れた2つの温泉地で硫化水素による死亡事故が起きていた。検証に赴いた地球化学の研究者・青江は、双方の現場で謎の娘・円華を目撃する……。
東野圭吾、作家デビュー30年、80作目の小説だ。452ページを一気に読ませるが……、結末は消化不良でいまいち。。ネタばれになるから書かないけど、きっと中岡刑事もそう思ってるだろう?しかし映画では、ただいま大ヒット上映中!だそうです。観てみたいな。
おすすめ度は、★3つ。

■『疾風ロンド』
拡散すれば人々を大量死に陥れる威力をもつ生物兵器K-55が盗まれた!引き換えに3億円を要求する犯人からの手がかりは、スキー場らしき場所で撮られたテディベアの写真のみ。しかも犯人との交渉が突如不可能に!
2ページ目に「こんなに面白くなるとは自分でも驚き」という東野さんの直筆を見て、期待してページをめくった。文字が少ないので、サクサク読めて面白かったけど、内容は笑いをとるような軽い内容で、オチも軽い。。ちょっと期待外れだった。
おすすめ度は ★3つ半。

■『恋のゴンドラ』
真冬に集う男女8人の運命は?あの東野圭吾が「恋愛」という永遠のミステリーに真っ向から挑む。衝撃の結末から目を逸らすな!
内容紹介で、この恋の行方は、天国か地獄か。怒濤の連続どんでん返し!とあるが、期待外れで、いまいちでした。疾風ロンドの続きかと思ったけど、ミステリーではなく、スキー場を舞台にした恋愛コメディの短編連作でした。スノボに興味がなくても、軽い話でサクサク一気に読めるけど……、最近の東野作品は、ハズレが多いな。
おすすめ度は、★2つ半。

――つづく。

今回のおすすめN3は、第4835回[368]より第4927回終了現在、92回出現なしの、3けたプラス[17]を軸にして、全13点。 期待度 ★★★★★(MAX)

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