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[「My Library!」35]

2018年5月9日
『 My Library 』へようこそ〜♪
今回は、2006年に『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞。2012年『舟を編む』で本屋大賞を受賞した、三浦しをんさんの特集第2弾です。まだ『My Library』で紹介していない作品をランダムにドドドーンと紹介します。かなり古い作品で辛口の批評ですけど……。(;^_^A

■『秘密の花園』
カトリック系女子高校に通う、3人の少女、那由多、淑子、翠。性格の異なる3人が主人公。その3人が語り手の3つの話。それぞれが「秘めごと」をかかえ、ちょっと暗い話。
心理描写が多く個性も出ていて、まあまあ面白いが、おじさんの私には、若いお姉ちゃんの「花園の世界」に、あまり共感できなかった。ラストも中途半端で、淑子や国語教師はどうなったのか?消化不良だ。。読後の心の中は、空っぽの冷蔵庫みたいにひんやりと薄暗い感じ……。
おすすめ度は、★2つ半。

■『神去りなあなあ日常』
高校卒業と同時に平野勇気が放り込まれた、三重県の山奥、神去村。林業に従事し、自然を相手に生きてきた人々と出会い、チェーンソー片手に山仕事。先輩の鉄拳、ダニやヒルの襲来、しかも村には秘密があって……!?
林業に《ゆるーく》かける青春!前回読んだ『政と源』よりは面白かった。ラストの48年に一度の祭りもマンガみたいだけど笑える。「WOOD JOB!(ウッジョブ)」という映画化にもなっているそうで、映像として見てみたいな〜♪
おすすめ度は、★4つ。

■『白蛇島』
悟史が帰省した拝島。13年ぶりの大祭でにぎわうその島は不穏な空気に包まれていた。島民に異常に忌まれる怪物「あれ」が出たというのだ……。淫靡な香り漂う夏の夜の冒険物語。
うぅ。。しをんさんのファンだが、読んだ作品の中で一番おもしろくなかった。。なんだか『神去なあなあ日常』ぽいが、笑えるとこもなく、ちょっと読みにくかった。唯一面白かったのは、「あとがき」。この小説は「白い軽トラ三部作」だったのか!ぷっ。2001年10月の作品ということは、デビュー3作目?の小説みたいです。
おすすめ度は、★2つ。

■『星間商事株式会社社史編纂室』
川田幸代。29歳。会社員。腐女子。社の秘められた過去に挑む……。本間課長は言った。「社史編纂室でも、同人誌を作ろう!」その真意はいかに?風雲急を告げる社史編纂室。恋の行方と友情の行方は、五里霧中。さらには、コミケで人気の幸代の小説も、混乱に混乱を!?これでいいのか?わたしの人生。
今回も笑えるけど……、う〜む。イマイチでした。同人誌の中の小説(BL(男同士のラブ))が含まれているが、この小説もイマイチで……、しをんさんの趣味?の話にはついていけなかった。
おすすめ度は、★2つ半。

――つづく。

今回のおすすめN3は、第4912回終了現在、未出現シングルボックス数字ワースト5位までの5点。
期待度 ★★★★☆

[065][184][647][924][932]


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『 My Library 』へようこそ〜♪
今回は、2006年に『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞。2012年『舟を編む』で本屋大賞を受賞した、三浦しをんさんの特集第2弾です。まだ『My Library』で紹介していない作品をランダムにドドドーンと紹介します。かなり古い作品で辛口の批評ですけど……。(;^_^A

■『秘密の花園』
カトリック系女子高校に通う、3人の少女、那由多、淑子、翠。性格の異なる3人が主人公。その3人が語り手の3つの話。それぞれが「秘めごと」をかかえ、ちょっと暗い話。
心理描写が多く個性も出ていて、まあまあ面白いが、おじさんの私には、若いお姉ちゃんの「花園の世界」に、あまり共感できなかった。ラストも中途半端で、淑子や国語教師はどうなったのか?消化不良だ。。読後の心の中は、空っぽの冷蔵庫みたいにひんやりと薄暗い感じ……。
おすすめ度は、★2つ半。

■『神去りなあなあ日常』
高校卒業と同時に平野勇気が放り込まれた、三重県の山奥、神去村。林業に従事し、自然を相手に生きてきた人々と出会い、チェーンソー片手に山仕事。先輩の鉄拳、ダニやヒルの襲来、しかも村には秘密があって……!?
林業に《ゆるーく》かける青春!前回読んだ『政と源』よりは面白かった。ラストの48年に一度の祭りもマンガみたいだけど笑える。「WOOD JOB!(ウッジョブ)」という映画化にもなっているそうで、映像として見てみたいな〜♪
おすすめ度は、★4つ。

■『白蛇島』
悟史が帰省した拝島。13年ぶりの大祭でにぎわうその島は不穏な空気に包まれていた。島民に異常に忌まれる怪物「あれ」が出たというのだ……。淫靡な香り漂う夏の夜の冒険物語。
うぅ。。しをんさんのファンだが、読んだ作品の中で一番おもしろくなかった。。なんだか『神去なあなあ日常』ぽいが、笑えるとこもなく、ちょっと読みにくかった。唯一面白かったのは、「あとがき」。この小説は「白い軽トラ三部作」だったのか!ぷっ。2001年10月の作品ということは、デビュー3作目?の小説みたいです。
おすすめ度は、★2つ。

■『星間商事株式会社社史編纂室』
川田幸代。29歳。会社員。腐女子。社の秘められた過去に挑む……。本間課長は言った。「社史編纂室でも、同人誌を作ろう!」その真意はいかに?風雲急を告げる社史編纂室。恋の行方と友情の行方は、五里霧中。さらには、コミケで人気の幸代の小説も、混乱に混乱を!?これでいいのか?わたしの人生。
今回も笑えるけど……、う〜む。イマイチでした。同人誌の中の小説(BL(男同士のラブ))が含まれているが、この小説もイマイチで……、しをんさんの趣味?の話にはついていけなかった。
おすすめ度は、★2つ半。

――つづく。

今回のおすすめN3は、第4912回終了現在、未出現シングルボックス数字ワースト5位までの5点。
期待度 ★★★★☆

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