[｢心情｣22､雨雫 ②]
2018年3月28日
止むことを知らない
せめて 一瞬の光に
虹をかけたいと
願うけれど
ただ 幻を
追うだけ
ﾀﾞｰｸｸﾞﾚｰの
心情
口に出してはいけない
わたしはそんなに
弱くないはず
外へでればいい
傘なんて
手にする必要はない
まぶたを閉じる
両手がさまよう
何のために
ここで
こうしているのかさえ
わからない
22､雨雫 ②
｢にゃんちゃんのｲﾒｰｼﾞは､途中から変化したなり｡真面目なｲﾒｰｼﾞから､ﾕﾆｰｸな親しみやすい｡ｱｲちゃんと似てる一面があるかも?純粋で思いやり深いところが……｡二人と接していてそう思っちゃいました｡詩は素敵な発言｡大切な伝えたい気持ちや内容が含まれていたね｡そして､周りを冷静に見て､個々の性格を把握し､常にｴｰﾙを発信していたにゃんちゃん｡ありがとう｡金っちもすいとうよ｡｡｣
｢金ちゃん､今年の漢字は『金』だったね～｡金ちゃんのお便りには､温かくて､優しくて､強くて頑張り屋さんのｲﾒｰｼﾞがあふれてるにゃん｡いいことおっぱい?ありますように～♪ｱｲちゃんと金ちゃんとｱﾀﾘｯﾁちゃんと里ちゃんとで……､ｶﾁｶﾁ山の右手側にあるという混浴温泉『仁王立ちの湯』に浸かりたいにゃん｡にゃはは｣
｢たっくん､常にﾕﾆｰｸな発言をして周りを癒し､その頭の回転の良さにﾋﾞｯｸﾘ｡仲間思いで優しいたっくん｡いつもありがとう｡てっちゃん､たっくん名ｺﾝﾋﾞだったよ｡てっちゃんが認める兄弟｡それぞれの思いは言葉なしでも伝わるね｡強くｸｰﾙで優しい男の友情､楽しい会話大好きだったもん｡｡大切な仲間に迷惑かけてしまい本当にすみません｡名ｺﾝﾋﾞ復活!願っているなり｡｡｣
｢金ちゃん｡｡よｰたっくんのｺﾄ理解しとるな～｡｡金ちゃんだけやで～｡｡たっくんのｺﾄ～大好きてゆうてくれるんわ｡涙でｺﾒﾝﾄが読まれへん｡｡もう一回ｺﾒﾝﾄ書いてくれへんか～｡｡またお月さん見よな～｣
｢里ちゃん､お互いいろんな会話したね｡金ちゃんと呼んでいいよ｡お母さんと同じ名前気にいってるもん｡おばあちゃん両膝の手術するなら､高齢ゆえに術後のﾘﾊﾋﾞﾘが大変だけど……､家族の支えがあれば乗り越えて行けるなり｡術後は早期離床を促すけど､足の筋肉が衰えないように､ﾘﾊﾋﾞﾘ応援してますね｡術中の麻酔管理は､高齢ゆえに慎重投与しながら手術するし､家族の不安も強いと思うけど､手術して元気復活しますよう､金っちも祈ってますね｡里ちゃんがいるから､旦那さんも仕事に集中出来る｡健康を気遣う愛情料理､里ちゃん､お疲れさまです｣
｢きんちゃん､こんにちは～｡お便りありがとうございます｡母のことも気をつかってくれてありがとうございます｡高齢ゆえに手術も心配だし､術後のﾘﾊﾋﾞﾘは相当大変かなと思ってます｡本人が手術して歩けるようにならと手術を決心したみたいです｡きんちゃんの優しい心遣いに少し安心しました｡頼りになる看護師さんがいて良かったです｡きんちゃんもいろいろ大変だと思いますが､身体に気を付けてね｣
気がつくと､辺りが薄暗くなっていた｡左手に持つｹｰﾀｲ電話を閉じようとしたとき､画面の上に､ﾎﾟﾄﾘと一粒の雨の雫が落ちた｡
雨 雨 雨が降る
あの日の記憶に
わたしのほほに
たくさんの想い出が
この雨で
消えてしまいそうだよ
言いたいことが
いっぱいあるのに……
言えないぶん
涙があふれてあふれて
いくつもの
雨雫となって
落ちていく
雨 雨 雨が降る
独りきりの今は
ただただ せつない
※この物語はﾌｨｸｼｮﾝです｡
――つづく｡
今回のおすすめN3は､第4882回終了現在､未出現ｼﾝｸﾞﾙﾎﾞｯｸｽ数字ﾜｰｽﾄ5位までの5点｡
期待度 ★★★☆☆
[160][329][481][605][647]
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（C）Edia
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[｢心情｣22､雨雫 ②]
2018年3月28日
止むことを知らない
せめて 一瞬の光に
虹をかけたいと
願うけれど
ただ 幻を
追うだけ
ﾀﾞｰｸｸﾞﾚｰの
心情
口に出してはいけない
わたしはそんなに
弱くないはず
外へでればいい
傘なんて
手にする必要はない
まぶたを閉じる
両手がさまよう
何のために
ここで
こうしているのかさえ
わからない
22､雨雫 ②
｢にゃんちゃんのｲﾒｰｼﾞは､途中から変化したなり｡真面目なｲﾒｰｼﾞから､ﾕﾆｰｸな親しみやすい｡ｱｲちゃんと似てる一面があるかも?純粋で思いやり深いところが……｡二人と接していてそう思っちゃいました｡詩は素敵な発言｡大切な伝えたい気持ちや内容が含まれていたね｡そして､周りを冷静に見て､個々の性格を把握し､常にｴｰﾙを発信していたにゃんちゃん｡ありがとう｡金っちもすいとうよ｡｡｣
｢金ちゃん､今年の漢字は『金』だったね～｡金ちゃんのお便りには､温かくて､優しくて､強くて頑張り屋さんのｲﾒｰｼﾞがあふれてるにゃん｡いいことおっぱい?ありますように～♪ｱｲちゃんと金ちゃんとｱﾀﾘｯﾁちゃんと里ちゃんとで……､ｶﾁｶﾁ山の右手側にあるという混浴温泉『仁王立ちの湯』に浸かりたいにゃん｡にゃはは｣
｢たっくん､常にﾕﾆｰｸな発言をして周りを癒し､その頭の回転の良さにﾋﾞｯｸﾘ｡仲間思いで優しいたっくん｡いつもありがとう｡てっちゃん､たっくん名ｺﾝﾋﾞだったよ｡てっちゃんが認める兄弟｡それぞれの思いは言葉なしでも伝わるね｡強くｸｰﾙで優しい男の友情､楽しい会話大好きだったもん｡｡大切な仲間に迷惑かけてしまい本当にすみません｡名ｺﾝﾋﾞ復活!願っているなり｡｡｣
｢金ちゃん｡｡よｰたっくんのｺﾄ理解しとるな～｡｡金ちゃんだけやで～｡｡たっくんのｺﾄ～大好きてゆうてくれるんわ｡涙でｺﾒﾝﾄが読まれへん｡｡もう一回ｺﾒﾝﾄ書いてくれへんか～｡｡またお月さん見よな～｣
｢里ちゃん､お互いいろんな会話したね｡金ちゃんと呼んでいいよ｡お母さんと同じ名前気にいってるもん｡おばあちゃん両膝の手術するなら､高齢ゆえに術後のﾘﾊﾋﾞﾘが大変だけど……､家族の支えがあれば乗り越えて行けるなり｡術後は早期離床を促すけど､足の筋肉が衰えないように､ﾘﾊﾋﾞﾘ応援してますね｡術中の麻酔管理は､高齢ゆえに慎重投与しながら手術するし､家族の不安も強いと思うけど､手術して元気復活しますよう､金っちも祈ってますね｡里ちゃんがいるから､旦那さんも仕事に集中出来る｡健康を気遣う愛情料理､里ちゃん､お疲れさまです｣
｢きんちゃん､こんにちは～｡お便りありがとうございます｡母のことも気をつかってくれてありがとうございます｡高齢ゆえに手術も心配だし､術後のﾘﾊﾋﾞﾘは相当大変かなと思ってます｡本人が手術して歩けるようにならと手術を決心したみたいです｡きんちゃんの優しい心遣いに少し安心しました｡頼りになる看護師さんがいて良かったです｡きんちゃんもいろいろ大変だと思いますが､身体に気を付けてね｣
気がつくと､辺りが薄暗くなっていた｡左手に持つｹｰﾀｲ電話を閉じようとしたとき､画面の上に､ﾎﾟﾄﾘと一粒の雨の雫が落ちた｡
雨 雨 雨が降る
あの日の記憶に
わたしのほほに
たくさんの想い出が
この雨で
消えてしまいそうだよ
言いたいことが
いっぱいあるのに……
言えないぶん
涙があふれてあふれて
いくつもの
雨雫となって
落ちていく
雨 雨 雨が降る
独りきりの今は
ただただ せつない
※この物語はﾌｨｸｼｮﾝです｡
――つづく｡
今回のおすすめN3は､第4882回終了現在､未出現ｼﾝｸﾞﾙﾎﾞｯｸｽ数字ﾜｰｽﾄ5位までの5点｡
期待度 ★★★☆☆
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