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[「My Library!」29]

2017年9月27日
『My Library』へ、ようこそ〜♪
1年に1冊も本を読まないという方は、きっと、おもしろい!と思う最初の1冊にまだ出会っていないのでは?本のおもしろさは、いろいろあります。共感はもちろん、反対のおもしろさも、登場人物の気持ちがわからない、自分と全然違うという非共感、それを「他者と出会う喜び」ととらえれば、おもしろさの幅が広がるのではないでしょうか?それでは、かなり前に読んだ本ですが、どどど〜んと紹介します。

■『陸王』 池井戸 潤 (著)
創業100年の老舗の足袋屋「こはぜや」は、ジリ貧脱出を期してランニングシューズ事業を立ち上げた。資金繰りにも苦労する中から開発資金の調達、大手シューズメーカーからの妨害など、幾多の試練に立ち向かう宮沢社長の奮戦ぶりを痛快に描く。はたして、彼らに未来はあるのか?
『下町ロケット』や『空飛ぶタイヤ』『半沢直樹』とパターンが同じで、期待通りの人物が登場し、期待通りの展開となり、期待通りの結末を迎えます。先が読めるが……、やっぱりおもしろかった。しかし、いつもと比べるとラストは物足りない。。スカッと終わってほしかったな。そうそう、秋ドラマ「陸王」がTBS系で10月15日からスタートするそうです。これは観なくちゃ。
おすすめ度は、★4つ半。

■『舟を編む』 三浦 しをん(著)
2012年本屋大賞第1位ということで、期待して読みました。変人まじめ君は、新しい辞書編纂メンバーとして辞書編集部に迎えられる。個性的な面々の中で、まじめ君は辞書の世界に没頭する。「あ!暦作りの『天地明察』冲方 丁(著) の現代版って感じだな」言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく。しかし問題が山積みの辞書編集部。果たして辞書『大渡海』は完成するのか……。
笑えるところがたくさんあり、編集部の仕事の大変さがよくわかるが、『天地明察』のような心揺れ動く感動はあまりなかった。。本誌石川編集長をはじめ、編集部のみなさまも、お疲れさまで〜す。良い本を作ってください!
おすすめ度は、★3つ半。

■『満 願』 米澤 穂信 (著)
人を殺め、静かに刑期を終えた妻の本当の動機とは……。驚愕の結末で唸らせる表題作はじめ、交番勤務の警官や在外ビジネスマン、フリーライターなど、切実に生きる人々が遭遇する6つの奇妙な事件。
第27回山本周五郎賞受賞。2015年版「このミステリーがすごい! 」第1位。6つの短編集で、どの話も甲乙つけがたく、★3〜4くらいの面白さだ。しいて言えば、「関守」「万灯」がよかったかな?ただ、心理描写や説明(精緻なロジック)がくどく感じる。もっとサラッと流して書いてもいいのでは?
おすすめ度は、★3つ半。

■『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』 村上 春樹 (著)
村上さんの小説は『1Q84』に続いて2冊目。赤・青・黒・白・灰色・緑……と色が付いた名前の人たちが出てくる。主人公のつくるには色彩がない。高校時代の友人から、絶交されたことについてわだかまりがあるのではないか?と交際中の沙羅は言う……。
半分ほど読んで、やっと面白い展開になったかな?と思い最後まで読んだが……、フィンランド以降は……、「(´へ`; ウーム ラストは、自分で続きを考えろ?何もかも中途半端。どうでもいいや。。
おすすめ度は、★2つ。

――つづく。

今回のおすすめN3は、第4627回[546]より第4755回終了現在、128回出現なしの、ボックスペア未出現 @ 56 を軸にして、最近未出現ペア数字をあてはめて、10点継続中。 必ずGetだぜ!
期待度 ★★★★★(MAX)

[065] [156] [265] [365] [456]
[556] [569] [586] [665] [756]


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1年に1冊も本を読まないという方は、きっと、おもしろい!と思う最初の1冊にまだ出会っていないのでは?本のおもしろさは、いろいろあります。共感はもちろん、反対のおもしろさも、登場人物の気持ちがわからない、自分と全然違うという非共感、それを「他者と出会う喜び」ととらえれば、おもしろさの幅が広がるのではないでしょうか?それでは、かなり前に読んだ本ですが、どどど〜んと紹介します。

■『陸王』 池井戸 潤 (著)
創業100年の老舗の足袋屋「こはぜや」は、ジリ貧脱出を期してランニングシューズ事業を立ち上げた。資金繰りにも苦労する中から開発資金の調達、大手シューズメーカーからの妨害など、幾多の試練に立ち向かう宮沢社長の奮戦ぶりを痛快に描く。はたして、彼らに未来はあるのか?
『下町ロケット』や『空飛ぶタイヤ』『半沢直樹』とパターンが同じで、期待通りの人物が登場し、期待通りの展開となり、期待通りの結末を迎えます。先が読めるが……、やっぱりおもしろかった。しかし、いつもと比べるとラストは物足りない。。スカッと終わってほしかったな。そうそう、秋ドラマ「陸王」がTBS系で10月15日からスタートするそうです。これは観なくちゃ。
おすすめ度は、★4つ半。

■『舟を編む』 三浦 しをん(著)
2012年本屋大賞第1位ということで、期待して読みました。変人まじめ君は、新しい辞書編纂メンバーとして辞書編集部に迎えられる。個性的な面々の中で、まじめ君は辞書の世界に没頭する。「あ!暦作りの『天地明察』冲方 丁(著) の現代版って感じだな」言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく。しかし問題が山積みの辞書編集部。果たして辞書『大渡海』は完成するのか……。
笑えるところがたくさんあり、編集部の仕事の大変さがよくわかるが、『天地明察』のような心揺れ動く感動はあまりなかった。。本誌石川編集長をはじめ、編集部のみなさまも、お疲れさまで〜す。良い本を作ってください!
おすすめ度は、★3つ半。

■『満 願』 米澤 穂信 (著)
人を殺め、静かに刑期を終えた妻の本当の動機とは……。驚愕の結末で唸らせる表題作はじめ、交番勤務の警官や在外ビジネスマン、フリーライターなど、切実に生きる人々が遭遇する6つの奇妙な事件。
第27回山本周五郎賞受賞。2015年版「このミステリーがすごい! 」第1位。6つの短編集で、どの話も甲乙つけがたく、★3〜4くらいの面白さだ。しいて言えば、「関守」「万灯」がよかったかな?ただ、心理描写や説明(精緻なロジック)がくどく感じる。もっとサラッと流して書いてもいいのでは?
おすすめ度は、★3つ半。

■『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』 村上 春樹 (著)
村上さんの小説は『1Q84』に続いて2冊目。赤・青・黒・白・灰色・緑……と色が付いた名前の人たちが出てくる。主人公のつくるには色彩がない。高校時代の友人から、絶交されたことについてわだかまりがあるのではないか?と交際中の沙羅は言う……。
半分ほど読んで、やっと面白い展開になったかな?と思い最後まで読んだが……、フィンランド以降は……、「(´へ`; ウーム ラストは、自分で続きを考えろ?何もかも中途半端。どうでもいいや。。
おすすめ度は、★2つ。

――つづく。

今回のおすすめN3は、第4627回[546]より第4755回終了現在、128回出現なしの、ボックスペア未出現 @ 56 を軸にして、最近未出現ペア数字をあてはめて、10点継続中。 必ずGetだぜ!
期待度 ★★★★★(MAX)

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