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[「My Library!」27]

2017年8月30日
『My Library』へようこそ♪
今回は、書店員の投票だけで選ばれる2017年本屋大賞ノミネート作品を、オイラが読んでよかったな〜と思った順位で、どどど〜んと紹介します。長くなるので、今回は前編でござる。

■『蜜蜂と遠雷』 恩田 陸 (著)
ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、そして音楽を描き切った青春群像小説。自宅にピアノを持たない少年・風間塵16歳。長らくピアノが弾けなかった栄伝亜夜20歳。サラリーマンでコンクール年齢制限ギリギリの高島明石28歳。優勝候補と目される名門ジュリアード音楽院のマサル・C・レヴィ=アナトール19歳。彼ら以外にも数多の天才たちが繰り広げる競争という名の自らとの闘い。第1次から3次予選そして本選を勝ち抜き優勝するのは誰なのか?
2017直木賞&本屋大賞W受賞作。クラッシックやピアノに興味がなくても、夢中になって一気に読める作品でした。文章で、音楽を聴いているような感覚にさせるとは……、比喩や表現力が凄い!あっぱれ!しかし、3次予選では、あまりにも曲の説明?が長すぎて中だるみ。そのぶん本選が手抜きになったか?入賞順位は……、予想通りだった。
おすすめ度は、★5つ。

ちなみに、第4735回終了現在のナンバーズ3ボックス出現順位は、コレです↓(かっこ数字は出現回数)
1位「089」(47回)
2位「157」(41回)
3位「024」「349」(39回)
最下位「555」(1回)

■『みかづき』 森 絵都 (著)
小学校用務員の大島吾郎は、勉強を教えていた児童の母親、赤坂千明に誘われ、ともに学習塾を立ち上げる。女手ひとつで娘を育てる千明と結婚し、家族になった吾郎。ベビーブームと経済成長を背景に、塾も順調に成長してゆくが、予期せぬ波瀾がふたりを襲い……。驚嘆&絶賛の声、続々!昭和〜平成の塾業界を舞台に、三世代にわたって奮闘を続ける家族の感動巨編。
王様のブランチブックアワード2016の谷原賞&大賞、2017年本屋大賞2位をとった作品です。森さんの作品は、今回2冊目で、初めて読んだのが第135回直木賞の『風に舞いあがるビニールシート』でした。塾や教育をテーマに、いろいろな出来事がテンポよく進み、笑えて泣ける感動本でした。
おすすめ度は、★4つ半。

■『ツバキ文具店』 小川 糸 (著)
鎌倉の山のふもとにある、小さな古い文房具屋「ツバキ文具店」。ポッポちゃんと呼ばれる店の主・鳩子は文具店を営む傍ら、手紙の代書を請け負う代書屋さんだ。お悔やみ状、和食のお品書きから、祝儀袋の名前書き、離婚の報告、絶縁状、借金のお断り、さらには天国からの手紙まで。文字に関すること、なんでも承る。先代の祖母が亡くなって、若い鳩子がその後を継ぐことになったのだ。個性的な鎌倉の住人の依頼に応えながら、鳩子は少しずつ成長していく。鎌倉の四季の折々、日本語の美しさ、人々の哀歓…手紙を通して描く一年の物語。
2017年本屋大賞4位。鎌倉の風景や食べ物の描写が素敵で、巻頭に載っている「鎌倉案内図」を見ながら、読み進めました。クスッと笑える、心温まる優しい物語でした。NHKのテレビドラマにもなりました。
おすすめ度は、★4つ。

――後編につづく。

今回のおすすめN3は、第4627回より108回出現なしの、ボックスペア未出現 1位 56 を軸にして、最近未出現ペア数字をあてはめ5点継続。
期待度 ★★★★☆

[156][456][556][569][586]


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『My Library』へようこそ♪
今回は、書店員の投票だけで選ばれる2017年本屋大賞ノミネート作品を、オイラが読んでよかったな〜と思った順位で、どどど〜んと紹介します。長くなるので、今回は前編でござる。

■『蜜蜂と遠雷』 恩田 陸 (著)
ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、そして音楽を描き切った青春群像小説。自宅にピアノを持たない少年・風間塵16歳。長らくピアノが弾けなかった栄伝亜夜20歳。サラリーマンでコンクール年齢制限ギリギリの高島明石28歳。優勝候補と目される名門ジュリアード音楽院のマサル・C・レヴィ=アナトール19歳。彼ら以外にも数多の天才たちが繰り広げる競争という名の自らとの闘い。第1次から3次予選そして本選を勝ち抜き優勝するのは誰なのか?
2017直木賞&本屋大賞W受賞作。クラッシックやピアノに興味がなくても、夢中になって一気に読める作品でした。文章で、音楽を聴いているような感覚にさせるとは……、比喩や表現力が凄い!あっぱれ!しかし、3次予選では、あまりにも曲の説明?が長すぎて中だるみ。そのぶん本選が手抜きになったか?入賞順位は……、予想通りだった。
おすすめ度は、★5つ。

ちなみに、第4735回終了現在のナンバーズ3ボックス出現順位は、コレです↓(かっこ数字は出現回数)
1位「089」(47回)
2位「157」(41回)
3位「024」「349」(39回)
最下位「555」(1回)

■『みかづき』 森 絵都 (著)
小学校用務員の大島吾郎は、勉強を教えていた児童の母親、赤坂千明に誘われ、ともに学習塾を立ち上げる。女手ひとつで娘を育てる千明と結婚し、家族になった吾郎。ベビーブームと経済成長を背景に、塾も順調に成長してゆくが、予期せぬ波瀾がふたりを襲い……。驚嘆&絶賛の声、続々!昭和〜平成の塾業界を舞台に、三世代にわたって奮闘を続ける家族の感動巨編。
王様のブランチブックアワード2016の谷原賞&大賞、2017年本屋大賞2位をとった作品です。森さんの作品は、今回2冊目で、初めて読んだのが第135回直木賞の『風に舞いあがるビニールシート』でした。塾や教育をテーマに、いろいろな出来事がテンポよく進み、笑えて泣ける感動本でした。
おすすめ度は、★4つ半。

■『ツバキ文具店』 小川 糸 (著)
鎌倉の山のふもとにある、小さな古い文房具屋「ツバキ文具店」。ポッポちゃんと呼ばれる店の主・鳩子は文具店を営む傍ら、手紙の代書を請け負う代書屋さんだ。お悔やみ状、和食のお品書きから、祝儀袋の名前書き、離婚の報告、絶縁状、借金のお断り、さらには天国からの手紙まで。文字に関すること、なんでも承る。先代の祖母が亡くなって、若い鳩子がその後を継ぐことになったのだ。個性的な鎌倉の住人の依頼に応えながら、鳩子は少しずつ成長していく。鎌倉の四季の折々、日本語の美しさ、人々の哀歓…手紙を通して描く一年の物語。
2017年本屋大賞4位。鎌倉の風景や食べ物の描写が素敵で、巻頭に載っている「鎌倉案内図」を見ながら、読み進めました。クスッと笑える、心温まる優しい物語でした。NHKのテレビドラマにもなりました。
おすすめ度は、★4つ。

――後編につづく。

今回のおすすめN3は、第4627回より108回出現なしの、ボックスペア未出現 1位 56 を軸にして、最近未出現ペア数字をあてはめ5点継続。
期待度 ★★★★☆

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