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[「My Library!」21]

2017年3月8日
「My Library!」21

『My Library』へようこそ♪
今回は、浅田次郎さんの作品をどどど~んと紹介します。浅田さんは、本名非公開で、初めて新人賞の予選を通過した小説の主人公の名前「浅田次郎」をペンネームにしたそうです。

■『プリズンホテル』
極道小説で売れっ子になった作家・木戸孝之介は驚いた。たった一人の身内で、ヤクザの大親分でもある叔父の仲蔵が温泉リゾートホテルのオーナーになったというのだ。招待されたそのホテルはなんと任侠団体専用。人はそれを「プリちゃん、いやプリズンホテル」と呼ぶ……。熱血ホテルマン、天才シェフ、心中志願の一家……、不思議な宿につどう奇妙な人々がくりひろげる笑いと涙のスペシャル・ツアーへようこそ。
いろんな個性あるキャラクターが出てきて、随所に散りばめられた笑いが、めちゃ面白い!読んでソンなし?笑いたい人におすすめです^^
おすすめ度は、★4つ。

■『天国までの百マイル』
バブル崩壊で会社も金も失い、妻子とも別れたろくでなしの中年男、城所安男。心臓病を患う母の命を救うため、天才的な心臓外科医がいるというサン・マルコ病院めざし、奇跡を信じて百マイルをひたすらに駆ける……。親子の切ない情愛と男女の哀しい恋模様を描く感動の物語。
プリズンホテルは笑えたが、この本は泣けます。。病気の母親、別れた妻、おデブのマリちゃん、友人、病院の先生……。み~んな良い人なんだよね~。人としての優しさ、温かさを忘れたくないなと思います。たくさんの人に読んでもらいたい作品です。泣きたい人におすすめです。。オイラは、スリーパーくんが来たら『大当たりまでの38マイル?』をコラムに書くど~!
おすすめ度は、★5つ。

■『姫椿』
会社の負債により、自殺しようと考える社長。昔、貧しい頃に住んでいた場所にも仕事を思い出して立ち寄ってみようと考えた。少し歩いていくと銭湯があり、どうも昔に妻と通った記憶がある。昔を思い出しながら、銭湯の周りに植えてある姫椿を見る。
変わって行く心模様を書く、全8篇のちょっと不思議な話しから日常生活の中によくありそうな話しまで、実にさまざまな話しがちりばめられている短篇集でした。一番よかったのは、「永遠の緑」かな?
おすすめ度は、★3つ半。

■『月下の恋人』
恋人に別れを告げるために訪れた海辺の宿で起こった奇跡を描いた表題作「月下の恋人」。ぼろアパートの隣の部屋に住む、間抜けだけど生真面目でちょっと憎めない駄目ヤクザの物語「風蕭蕭」。夏休みに友人と入ったお化け屋敷のアルバイトで経験した怪奇譚「適当なアルバイト」……など、11の短篇小説。
どの作品も味わいがあるのだが……、はっきりと結末を決定させない終わり方なので、ちょっと欲求不満になる。その後のストーリーを眠る前に、オイラなりに想像しているといつのまにか眠っている。そんな睡眠薬みたいな本だった。
おすすめ度は、★3つ。

――つづく。

今回のおすすめN3は、ミニで一番出ていないスリーパーくん[※38]狙い。第3914回[338]より第4610回終了現在、696回出現なし。コラム更新日の3月8日(水)は、スリーパーくんの誕生日。きっと出てくれるでしょう♪

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今回は、浅田次郎さんの作品をどどど~んと紹介します。浅田さんは、本名非公開で、初めて新人賞の予選を通過した小説の主人公の名前「浅田次郎」をペンネームにしたそうです。

■『プリズンホテル』
極道小説で売れっ子になった作家・木戸孝之介は驚いた。たった一人の身内で、ヤクザの大親分でもある叔父の仲蔵が温泉リゾートホテルのオーナーになったというのだ。招待されたそのホテルはなんと任侠団体専用。人はそれを「プリちゃん、いやプリズンホテル」と呼ぶ……。熱血ホテルマン、天才シェフ、心中志願の一家……、不思議な宿につどう奇妙な人々がくりひろげる笑いと涙のスペシャル・ツアーへようこそ。
いろんな個性あるキャラクターが出てきて、随所に散りばめられた笑いが、めちゃ面白い!読んでソンなし?笑いたい人におすすめです^^
おすすめ度は、★4つ。

■『天国までの百マイル』
バブル崩壊で会社も金も失い、妻子とも別れたろくでなしの中年男、城所安男。心臓病を患う母の命を救うため、天才的な心臓外科医がいるというサン・マルコ病院めざし、奇跡を信じて百マイルをひたすらに駆ける……。親子の切ない情愛と男女の哀しい恋模様を描く感動の物語。
プリズンホテルは笑えたが、この本は泣けます。。病気の母親、別れた妻、おデブのマリちゃん、友人、病院の先生……。み~んな良い人なんだよね~。人としての優しさ、温かさを忘れたくないなと思います。たくさんの人に読んでもらいたい作品です。泣きたい人におすすめです。。オイラは、スリーパーくんが来たら『大当たりまでの38マイル?』をコラムに書くど~!
おすすめ度は、★5つ。

■『姫椿』
会社の負債により、自殺しようと考える社長。昔、貧しい頃に住んでいた場所にも仕事を思い出して立ち寄ってみようと考えた。少し歩いていくと銭湯があり、どうも昔に妻と通った記憶がある。昔を思い出しながら、銭湯の周りに植えてある姫椿を見る。
変わって行く心模様を書く、全8篇のちょっと不思議な話しから日常生活の中によくありそうな話しまで、実にさまざまな話しがちりばめられている短篇集でした。一番よかったのは、「永遠の緑」かな?
おすすめ度は、★3つ半。

■『月下の恋人』
恋人に別れを告げるために訪れた海辺の宿で起こった奇跡を描いた表題作「月下の恋人」。ぼろアパートの隣の部屋に住む、間抜けだけど生真面目でちょっと憎めない駄目ヤクザの物語「風蕭蕭」。夏休みに友人と入ったお化け屋敷のアルバイトで経験した怪奇譚「適当なアルバイト」……など、11の短篇小説。
どの作品も味わいがあるのだが……、はっきりと結末を決定させない終わり方なので、ちょっと欲求不満になる。その後のストーリーを眠る前に、オイラなりに想像しているといつのまにか眠っている。そんな睡眠薬みたいな本だった。
おすすめ度は、★3つ。

――つづく。

今回のおすすめN3は、ミニで一番出ていないスリーパーくん[※38]狙い。第3914回[338]より第4610回終了現在、696回出現なし。コラム更新日の3月8日(水)は、スリーパーくんの誕生日。きっと出てくれるでしょう♪

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