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[「My Library!」94]

2025年10月28日
『 My Library 』へようこそ〜♪ 秋もいよいよ深まり、温かい飲み物が恋しくなる季節になりました。
本誌企画のスカウトキャラバン予選Bブロックの抽せんも25日の執筆時点で、ポイントなしの最下位。
残り5回の抽せんで、ポイントをゲットして決勝進出するぞ〜!
11月は、少し切なくて、でもどこか懐かしい気持ちにさせてくれる物語が似合います。
心をゆっくりほぐしながら、本の世界で過ごす時間を一緒に楽しんでいきましょう。
では今回のおすすめ本は……。


■『それいけ!平安部』 宮島 未奈 (著)

県立菅原高校の入学式当日、同じクラスになった平尾安以加から「平安時代に興味ない?」と牧原栞は声をかけられた。
「平安部を作りたい」という安以加の熱意に入部を決めるが、新部を創設するには5人の部員が必要だった。
あと3人(泣)!クラスメートから上級生まで声をかけ、部員集めに奔走するが──「平安部って、何やるの?」
ピュア度100%! ハートフル青春小説

宮島さんの4作目。
タイトルの「平安部」?そんな部活は聞いたことないし「平安の心を学ぶ」って?
どんなストーリーになるのか?
楽しみながら読んだ。
主役の安以加?ではなく、平安顔の目立たない牧原栞の視点で書かれているが、成瀬シリーズみたいに、視点を変えて5人の部員の視点で読んでみたかった。
キャラの個性もイケメン君以外は普通の生徒で目を引くほどでもない。
脇役の顧問の藤原先生や安以加のおじいちゃんをもっと登場させて、笑わせてほしかった。
サクサク読めておもしろかったが、65歳のおじさんには少々物足りなかった。
中高生向けの青春小説だな。
おすすめ度は、★4つ。


■『宙わたる教室』 伊予原 新(著)

東京・新宿にある都立高校の定時制。
そこにはさまざまな事情を抱えた生徒たちが通っていた。
負のスパイラルから抜け出せない21歳の岳人。
子ども時代に学校に通えなかったアンジェラ。
起立性調節障害で不登校になり、定時制に進学した佳純。
中学を出てすぐ東京で集団就職した70代の長嶺。
「もう一度学校に通いたい」という思いのもとに集った生徒たちは、理科教師の藤竹を顧問として科学部を結成し、学会で発表することを目標に、「火星のクレーター」を再現する実験を始める……。

伊与原さんの作品は初読み。
NHKでドラマ化されてるそうで手に取った。
各章に登場する人物達の話もおもしろく、クスっと笑えたり、ホロっと来たりしてどんどん引き込まれた。
実験をするシーンでは、装置の仕組みやクレーターの名称など……、頭の中は「?」でいっぱいだっが、ドラマのホームページをネットで見ると、重力可変装置の仕組みやランパート・クレーターの図解などがあり、とても参考になった。
また登場人物とドラマ出演者がピッタリ当てはまっており、ドラマも観てみたいな。
あとがきを読んで「えぇ〜!実話に基づいたフィクションだったのか〜」と驚いた。
おすすめ度は、★5つ。


――つづく。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今回のおすすめN3は、第6842回終了現在、第6663回より 179回出現なしの 3けたプラス[22]狙いで 5点。

[499] [769] [778] [886] [895]


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『 My Library 』へようこそ〜♪ 秋もいよいよ深まり、温かい飲み物が恋しくなる季節になりました。
本誌企画のスカウトキャラバン予選Bブロックの抽せんも25日の執筆時点で、ポイントなしの最下位。
残り5回の抽せんで、ポイントをゲットして決勝進出するぞ〜!
11月は、少し切なくて、でもどこか懐かしい気持ちにさせてくれる物語が似合います。
心をゆっくりほぐしながら、本の世界で過ごす時間を一緒に楽しんでいきましょう。
では今回のおすすめ本は……。


■『それいけ!平安部』 宮島 未奈 (著)

県立菅原高校の入学式当日、同じクラスになった平尾安以加から「平安時代に興味ない?」と牧原栞は声をかけられた。
「平安部を作りたい」という安以加の熱意に入部を決めるが、新部を創設するには5人の部員が必要だった。
あと3人(泣)!クラスメートから上級生まで声をかけ、部員集めに奔走するが──「平安部って、何やるの?」
ピュア度100%! ハートフル青春小説

宮島さんの4作目。
タイトルの「平安部」?そんな部活は聞いたことないし「平安の心を学ぶ」って?
どんなストーリーになるのか?
楽しみながら読んだ。
主役の安以加?ではなく、平安顔の目立たない牧原栞の視点で書かれているが、成瀬シリーズみたいに、視点を変えて5人の部員の視点で読んでみたかった。
キャラの個性もイケメン君以外は普通の生徒で目を引くほどでもない。
脇役の顧問の藤原先生や安以加のおじいちゃんをもっと登場させて、笑わせてほしかった。
サクサク読めておもしろかったが、65歳のおじさんには少々物足りなかった。
中高生向けの青春小説だな。
おすすめ度は、★4つ。


■『宙わたる教室』 伊予原 新(著)

東京・新宿にある都立高校の定時制。
そこにはさまざまな事情を抱えた生徒たちが通っていた。
負のスパイラルから抜け出せない21歳の岳人。
子ども時代に学校に通えなかったアンジェラ。
起立性調節障害で不登校になり、定時制に進学した佳純。
中学を出てすぐ東京で集団就職した70代の長嶺。
「もう一度学校に通いたい」という思いのもとに集った生徒たちは、理科教師の藤竹を顧問として科学部を結成し、学会で発表することを目標に、「火星のクレーター」を再現する実験を始める……。

伊与原さんの作品は初読み。
NHKでドラマ化されてるそうで手に取った。
各章に登場する人物達の話もおもしろく、クスっと笑えたり、ホロっと来たりしてどんどん引き込まれた。
実験をするシーンでは、装置の仕組みやクレーターの名称など……、頭の中は「?」でいっぱいだっが、ドラマのホームページをネットで見ると、重力可変装置の仕組みやランパート・クレーターの図解などがあり、とても参考になった。
また登場人物とドラマ出演者がピッタリ当てはまっており、ドラマも観てみたいな。
あとがきを読んで「えぇ〜!実話に基づいたフィクションだったのか〜」と驚いた。
おすすめ度は、★5つ。


――つづく。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今回のおすすめN3は、第6842回終了現在、第6663回より 179回出現なしの 3けたプラス[22]狙いで 5点。

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